お母さんに、迷いはない?

こんな時、どうしたらいいんだろう…

子育てのあらゆる場面で、立ち止まって考えに悩むこと、ありませんか?悩んでいる時間は苦しいこともありますが、お母さんとして確実に成長する機会を子どもが与えてくれています。0歳児のお母さんであれば、お母さんは0歳。10歳のお子さんがいらっしゃるなら、お母さんは10歳。子どもがいて私たちは初めてお母さんになりますから、今のあなたは数十歳と人生経験が豊でもお母さんとしてはまだスタートラインに立ったばかりです。

この間は大丈夫だったのに、今回はどうして?

と思うこともあるでしょう。このあいだ通用した方法が今回は通じないことも、よくある話ですよね。子育てに正解はないと言われる所以です。泣いたわが子をどうやって落ち着かせようか、言葉が交わせたらとても楽なのに泣いているだけじゃわからない、等お母さんとして初めて抱く気持ちや葛藤かと思います。この葛藤や思いがぶつかったときに大切にしてほしいことは、お母さんがぶれない決意をもって子どもと接することです。

 

例えば、「卒乳はいつ頃がいいかな?」と言う悩みに対しては、まさにタイトルが答えになります。おっぱいの痛みや量的に出ない等のお母さん自身の体調の変化から、または「月齢的にそろそろなのに、まだうちの子辞める気配がない」と体裁を気にする思いから、尋ねられるのでしょう。子育てでよく聞かれることの多い質問です。その際、私は最初にお母さんにこう問いかけています。「まず、お母さんはどうしたいですか?」

 

あらゆる子育ての悩みは、たいていがお母さん自身の気持ちが揺らいで湧くことが多いです。それは、我が子を優先して心の内を読み解こうとしすぎてわからくなったり、ママ友たちの話や育児書の言葉から自分との違いや焦りを感じたり、外的要因を受けて湧くことが多いと思います。「何歳までに済ませなきゃ」という体裁を気にする思いから、我が子と接する際つい急かしたり怒りがちな口調になっていませんでしたか?その時、我が子を褒めてあげていましたか?我が子が・1歳児の時は、周りの眼を意識しなくて大丈夫です。お母さんが我が子の今の姿を見て信じてあげることが、、我が子の成長を促す最高のパワーになります。だからこそ、お母さんの心に迷いがあるとしたら、我が子の背中を押すことができません。0、1歳児のお子さんをお持ちのお母さん、迷いはありませんか?この時期は子育てに関する悩みが付きものです。「今日はどうしよう、明日は…」と日々気分揺れ動く心のお母さんがいましたら、早々に頑張って決心してください。お母さん自身も自分の感情に整理がついていない時は、子どもにもわかってもらえないのは当然のことです。自分の想いとしっかり向き合い、我が子の道しるべになってあえてください。たとえすんなりいかなかったとしても、子どもはお母さんを信じてついて行くので大丈夫です。どの大人が同じ事を言うよりも、一番に「うんわかった」と同意してくれます。お母さんがどうしても決心が難しい場合は、専門職の方や慕っている方、お母さんのご両親にアドバイスを求めて、参考にしましょう。

 

0・1歳の子どもは、自分の行動と結果を結び付けて日々様々な事を学んでいく中で、「知恵」が身についていく時期です。考えて動くことが多くなっていきます。言葉での意思疎通がまだ難しいことから、お母さんの雰囲気も子どもなりに察して見ています。私がこのテーマで綴った理由は、この月齢から既に「自分が泣いたら、○○をしてもらえた」という欲求を「○○してもらいたいから、僕は(私は)大声で泣くことを止めない」と発想転換できるようになり、お母さんを動かすすべさえ子どもは獲得することができるという側面をお伝えしたかったからです。お母さんの思い通りにならなくなってきた、と感じた時は「知恵」が身についてきた証です。そう感じた時こそ、お母さんが母としての葛藤を乗り越えて決心する時です。

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